廃墟地下29.5F
主に東方Project、アニメ、PCオーディオのこと。気に入った音楽動画を載せたりも。
スマホ・タブレットのお手軽配信術
そんなに難しいことでは無いと思います。(唐突)
ですが、自分が配信環境を構築する際、色々と試行錯誤するハメになったので、備忘録も兼ねてざっと紹介します。
これから紹介する方法は、iOS端末・Android端末の両方で使える方法です。
▼必要な物
・ウェブカメラ・ステレオミニケーブル
・ステレオミニ分岐コネクタ(音ゲー用)
ウェブカメラは適当なものを。
今回、自分はLogicoolのC270mという安価な入門機を買いました。(ステマ)
ステレオミニケーブルは、環境に合った長さのものを使用します。
PCと机が離れていたりする場合は、長めのものを買うと取り回しが楽になります。
家電量販店で揃うと思いますが、もしかしたら分岐コネクタは無いかもしれません。
その場合、Amazon等で「ステレオミニ 分岐」と検索すると一杯出てきます。
▼接続方法
スマホやタブレット(以下タブレットと呼ぶ)のヘッドホン端子にステレオミニケーブルを挿し、それをPC背面のライン入力端子(青色の穴)に繋ぎます。ケーブルを繋いだら、PC側でライン入力を有効にします。
もしライン入力というアイコンが見つからない場合は、
右クリック→無効なデバイスを表示にチェックを入れれば、表示されます。
これで、タブレットの音がPCから流れてくるはずです。
あとはウェブカメラを繋ぎ、配信ツールの設定で映像をウェブカメラに、
音声はいつも通りステレオミキサーを使用すれば、簡単に配信が可能です。
ただ配信するだけなら上記の方法で大丈夫ですが、この方法の欠点として、タブレットの操作に対して自分が聞き取る音声に若干の遅延(体感で0.2~0.5秒ぐらい)が発生する可能性があります。(環境依存かも?)
通常のソーシャルゲーム等は問題無い程度ですが、音ゲーなどのレスポンスが要求されるゲームでは致命的なので、遅延が発生する場合は、ステレオミニ分岐コネクタを使った遅延対策をします。
▼接続方法(遅延対策編)
タブレットに分岐コネクタを挿し、片方は先程と同じ様にステレオミニケーブルでPCと接続します。もう片方には、自分で聞く用のイヤホンやスピーカーを接続します。
この際、PC本体からスピーカーやヘッドホンを外し、音が出ない様にします。
こうすると、PC側に配信用の音声を送りつつ、イヤホンから遅延無しの音声を聞くことが出来るので、快適にプレイすることが出来ます。
今回、自分はipad2を使って配信環境を構築しました。
当初はDockケーブルを使って音声を取り出そうとしましたが、如何せん旧世代の規格ということもあり、Dockケーブルの入手が困難でした。
また、現行規格のLightning端子も、USBカメラアダプタというものが非常にぼったくりな値段で売られているので、中々手が出しづらいところです。
繰り返しになりますが、今回紹介した方法はヘッドホン端子を使うだけなので、機種に関係なく、気軽に配信が可能になります。
なので、とりあえずやってみたいという方におすすめします。
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