せめて最後に我が儘を

　火曜日、eイヤホン秋葉原店でヘッドホンを色々と試聴してきました。
　以下、気になったものとか。

　
　・Fostex TH900
　
　良い。思ったよりも小ぶりでしかも軽い。
　締め付けはやや弱めだけど、イヤーパッドが耳をしっかりと覆ってくれるのでずれるようなことは無い。
　密閉型とは思えない音の広がりで、上から下までバランスが良い。低域も決してボワつかない迫力のある音だった。
　見た目も助けて購入候補筆頭。
　強いて欠点を挙げるとすれば、ケーブルが取り外せないタイプなのでバランス化を狙うとなると結構面倒なところか。
　
　
　・Audez'e LCD-X
　
　値段を考えれば当たり前かもしれないけど、頭一つ抜けていた。
　LCD-2rev.2をそのままひとまわり成長させたような印象で、すんなりと音に馴染めた。
　見た目はガッシリとしていて堅牢なイメージを受ける。
　ウッドハウジングで無いのは個人的に残念なところ。

　やはり重さと値段がネック。特に重量600g超えは伊達ではない。
　余裕があればLCD-2からの乗り換えを図りたい。
　あと、バランスケーブルも付属してるみたいだけど、どうやら4ピンタイプらしい。
　
　いつも思うけど、所有機器と違う規格を採用している製品はちょっと手が出難い。
　MMCXコネクタにしても、各社が採用し始めたのでリケーブルもかなり楽しめるようになるのかなと思いきや、同じMMCXでもコネクタの形状で刺さらない機種がいっぱい。
　自分で作れと言われてしまうかもしれないけど、MMCXクラスまで小さいものだとかなり作業に手こずる。

　
　・Sennheiser HD800　・beyerdynamic T1
　
　いまさら語るまでも無い二機種。
　鳴らし始めてすぐに「あ、いいな」と思えるのは流石だった。
　ハイエンドで迷ったらこれと言われるのも頷ける。
　
　どちらも甲乙つけがたしだったけど、個人的にはT1の方が好みだった。
　HD800はやっぱりどうも見た目がよろしくない。


　
　他にもデノンやらオーテクやらを試聴はしたけど、あえて書かないということでお察し。
　兼ねてから密閉型が欲しいところなので、やはりTH900かな。
　折角秋葉原まで出向いたのにSRH1540の存在を忘れてたのは内緒の話。







　


　さわやかなバンドサウンド。
　どうやらthe band apartのazureという曲が元になっているみたいだけど、聴いた事が無いのでノーコメント。
　音が澄んでいて、それぞれの音がくっきりとしているのが良い。
　乾いたドラムの音がツボ。